V1.4.0 がリリース!新機能とアプリケーション
360 WalkMix Playerは、360 WalkMix Creatorと共にアプリケーションとして利用できるようになりました。360 WalkMix Creatorに対応しているあらゆる出力フォーマットで書き出されたオーディオを再生できるようになりました。
このアプリケーションはプラグインと一緒にインストールされ、スタンドアローンアプリケーションと同じ手順で起動することができます。360 WalkMix Player を使用するには、360 WalkMix Creatorのライセンスが必要です。
360 WalkMix Creator プラグインから、A/B 比較を実行する機能が追加されました。「リファレンス」タブから、ステレオ参照ファイルのアンロードとロード、プレイヘッドの調整、LKFS/LUFSの測定と対比、比較のための波形解析が可能です。
さらにADMおよびMaster ADM形式での書き出しが可能になりました。
プラグイン内にてソフトウェアアップデートを示す通知には、リリースノートページ https://360ra.com/release-notes/ へのリンクが表示され、アップデートが自分のニーズにマッチするかどうかを判断できるようになりました。
製品概要
オブジェクトのグループ化
オブジェクトをグループ化してまとまった配置し、グループの中でも細かな調整が可能です。
360度全ての角度から
最大128のオブジェクトを360度の全天球上に配置する事で全ての角度から視聴者を包み込みます。
トラックオートメーション
オブジェクトの空間内での動きをトラックの オートメーションで表現、様々な時間的、空間的表現が可能です。
オブジェクトの3D配置
360度の全天球上に自由自在にオブジェクトを配置する事で、忠実に音場を再現します。
オブジェクトの自動分析機能
360 WalkMix Creator™ のオーディオ技術は、一つ一つの音が持つ細かなニュアンスに対してオートメーションを用いることにより、重要な表現をエンハンスします。
オブジェクトの直感的操作
表示されたオブジェクトをドラッグ&ドロップで操作するだけで、3D空間に好きなように配置できます。
製品仕様 & FAQ
360 WalkMix Creator™のシステム環境について
Windows
- Windows 8/8.1 64-ビット(Standard、またはProエディション)
- Windows 10 64-ビット(Enterprise、ProまたはHomeエディション)
- Intel Core i5、Intel Corei7以降推奨
- 16GB RAM 、32GB以上推奨
macOS
- Intel Mac、macOS 10.13.6 以降(2022/7/13にリリースされたV1.3.3より、M1 Macにも対応)
- Intel Core i5、Intel Corei7以降推奨
- 16GB RAM 、32GB以上推奨
使用可能なデジタルオーディオワークステーション(DAW)について
下記に記されたDAWは360 WalkMix Creator™に対応しています(各最新バージョンにて動作保証)。
- Pro Tools
- Ableton Live
- Logic Pro
- Cubase
- Nuendo
- Sequoia
- Studio One
- Reaper
ご注意:VST3に対応するその他のDAW上で360 WalkMix
Creator™と互換性がありますが、現在はこれらの製品における安定したパフォーマンス、上記の現在対応しているDAWと同等の動作は保証されていません。また、DSPとしてAVID
HDXには対応していません。ご使用やシステム条件の詳細はお使いのDAWの取扱説明書を参照して下さい。
どのような手順で360 WalkMix Creator™を楽曲に追加したら良いでしょうか?
1.まず、トラックにプラグインを追加します。
2.360 WalkMix Creator™をプロジェクトのオーディオトラックのひとつに追加します。 プロジェクトにオーディオトラックがない場合は、360 WalkMix
Creator™プラグインを追加してください。360
WalkMix Creator™プラグインが起動します。このプラグインで表示される"Yes, it is!”ボタンはまだ、クリックしないでください。
3.次に360 WalkMix Creator™プラグインを出力、またはマスタートラックに追加します。
4.360 WalkMix Creator™プラグインを出力、またはマスタートラックに追加します。DAWによって、Output(出力)、Stereo
Output(ステレオ出力)、Master(マスター)などと表示されていることもあります。この時は、マスタートラックにプラグインを追加します。2つ目の360 WalkMix
Creator™プラグインの画面が開きます。
5.360 WalkMix Creator™を有効にする:
6.出力、またはマスターがDAW内で選択されていることを確認し、“Yes, it is!”をクリックします。以上の手順にて、オーディオが360 Reality
Audioミキシングプロジェクト内のオブジェクトとして表示されます。
360 WalkMix Creator™をセットアップするには?
360 WalkMix
Creator™の設定をするには、まず“Settings(設定)”アイコンをクリックしてください。次に”Devices(デバイス)”タブをクリックし、プルダウンメニューからそれぞれ、Output
Type(出力タイプ)、Output Device(出力デバイス)を選択してください。
Sample Rate(サンプリングレート)を48000Hzに設定し、Output Buffer(出力バッファーサイズ)を設定してください。
出力タイプ、出力デバイス に関して: このプラグインは360 Reality
Audioにレンダリングして再生します。レンダリングされた再生音はDAWで設定されたアウトプットを使用しないため、スピーカーで再生音をモニタリングするためには、プラグインの出力をスピーカーが接続されているDACシステムに接続する必要があります。楽曲を再生するにはレンダリング出力はDACシステムに接続されている必要があります。
お使いのシステムに合わせて、出力バッファサイズ(Output
buffer)を512またはそれ以上を選択して下さい。1024等、512の倍数が推奨されています。オーディオが途切れてしまう場合は、バッファサイズを大きくしてください。
360 WalkMix Creator™を使ってどのようにオブジェクトを操作しますか?
オブジェクトをクリックし、既存のグループにドラッグするだけでオブジェクトのグループを変更できます。同様の方法で、グループ間のオブジェクト移動ができます。オブジェクトやグループの色を変えるには、色を変更したいグループもしくはオブジェクトを選択し、“Property”画面で”Color“をクリックしてください。
“3D
View”、もしくは他の視点で表示されたビュー内でオブジェクトをクリックし、お好きな場所にドラッグできます。オブジェクトやオブジェクトグループは、ビューポートのアイコン、もしくはオブジェクトリストから選択でき、高さ方向の“Elevation”や横方向の”Azimuth“のパラメータをドラッグすることで1つ1つのオブジェクトに対して微調整が行えます。オブジェクトやグループを選択し、Property画面でこれらのパラメータやGainをクリックしながら上下にドラッグ、または直接値を入力すると、より正確に数値を変更できます。