360 WalkMix Creator™のプラグインを使うことによって、自由自在かつ簡単に”360度全方向から聴こえる立体的な音楽”を、いつも使っているオーディオシステムを使って作ることができます。360 WalkMix Creator™はスタジオでの楽曲制作だけでなく、パソコンとヘッドホンさえあればどこでも使用できます。
オブジェクトをグループ化してまとまった配置し、グループの中でも細かな調整が可能です。
最大128のオブジェクトを360度の全天球上に配置する事で全ての角度から視聴者を包み込みます。
オブジェクトの空間内での動きをトラックの オートメーションで表現、様々な時間的、空間的表現が可能です。
360度の全天球上に自由自在にオブジェクトを配置する事で、忠実に音場を再現します。
360 WalkMix Creator™ のオーディオ技術は、一つ一つの音が持つ細かなニュアンスに対してオートメーションを用いることにより、重要な表現をエンハンスします。
表示されたオブジェクトをドラッグ&ドロップで操作するだけで、3D空間に好きなように配置できます。
下記に記されたDAWは360 WalkMix Creator™に対応しています(各最新バージョンにて動作保証)。
ご注意:VST3に対応するその他のDAW上で360 WalkMix Creator™と互換性がありますが、現在はこれらの製品における安定したパフォーマンス、上記の現在対応しているDAWと同等の動作は保証されていません。また、DSPとしてAVID HDXには対応していません。ご使用やシステム条件の詳細はお使いのDAWの取扱説明書を参照して下さい。
1.まず、トラックにプラグインを追加します。
2.360 WalkMix Creator™をプロジェクトのオーディオトラックのひとつに追加します。 プロジェクトにオーディオトラックがない場合は、360 WalkMix Creator™プラグインを追加してください。360 WalkMix Creator™プラグインが起動します。このプラグインで表示される"Yes, it is!”ボタンはまだ、クリックしないでください。
3.次に360 WalkMix Creator™プラグインを出力、またはマスタートラックに追加します。
4.360 WalkMix Creator™プラグインを出力、またはマスタートラックに追加します。DAWによって、Output(出力)、Stereo Output(ステレオ出力)、Master(マスター)などと表示されていることもあります。この時は、マスタートラックにプラグインを追加します。2つ目の360 WalkMix Creator™プラグインの画面が開きます。
5.360 WalkMix Creator™を有効にする
6.出力、またはマスターがDAW内で選択されていることを確認し、“Yes, it is!”をクリックします。以上の手順にて、オーディオが360 Reality Audioミキシングプロジェクト内のオブジェクトとして表示されます。
360 WalkMix Creator™の設定をするには、まず“Settings(設定)”アイコンをクリックしてください。次に”Devices(デバイス)”タブをクリックし、プルダウンメニューからそれぞれ、Output Type(出力タイプ)、Output Device(出力デバイス)を選択してください。
Sample Rate(サンプリングレート)を48000Hzに設定し、Output Buffer(出力バッファーサイズ)を設定してください。
出力タイプ、出力デバイス に関して: このプラグインは360 Reality Audioにレンダリングして再生します。レンダリングされた再生音はDAWで設定されたアウトプットを使用しないため、スピーカーで再生音をモニタリングするためには、プラグインの出力をスピーカーが接続されているDACシステムに接続する必要があります。楽曲を再生するにはレンダリング出力はDACシステムに接続されている必要があります。
お使いのシステムに合わせて、出力バッファサイズ(Output buffer)を512またはそれ以上を選択して下さい。1024等、512の倍数が推奨されています。オーディオが途切れてしまう場合は、バッファサイズを大きくしてください。
オブジェクトをクリックし、既存のグループにドラッグするだけでオブジェクトのグループを変更できます。同様の方法で、グループ間のオブジェクト移動ができます。オブジェクトやグループの色を変えるには、色を変更したいグループもしくはオブジェクトを選択し、“Property”画面で”Color“をクリックしてください。
“3D View”、もしくは他の視点で表示されたビュー内でオブジェクトをクリックし、お好きな場所にドラッグできます。オブジェクトやオブジェクトグループは、ビューポートのアイコン、もしくはオブジェクトリストから選択でき、高さ方向の“Elevation”や横方向の”Azimuth“のパラメータをドラッグすることで1つ1つのオブジェクトに対して微調整が行えます。オブジェクトやグループを選択し、Property画面でこれらのパラメータやGainをクリックしながら上下にドラッグ、または直接値を入力すると、より正確に数値を変更できます。