普通じゃないトレモロ
Tremolatorは、恐るべきトレモロです。郷愁感にあふれたギターサウンドなど、トレモロに期待することはすべてできますが、それだけでは終わりません。トレモロ・シェイプを選んで、グルーブ感を調整したら、セッションのテンポに同期させながら演奏してみてください。こんなに音楽的なトレモロははじめて、と感動させられることでしょう。
さらに、Tremolatorのリズムパターン・エディターを使えば、どんな変態的なパターンでも自由自在に生み出すことができます。ドラムループをグチャグチャにする。ギターのコードから最高のリズムトラックを作る。キーボードにクールなフィーリングを加えるなど...。
Tremolatorを使い始めると、「トレモロはこうやって使うもの」といった固定観念は吹き飛ぶことでしょう。
キャラクターは無限
SoundToysの哲学が単なる「ビンテージ機器のモデリングもの」を作ることに無いことは、いろいろな所で語ってきましたが、Tremolatorを開発する時は、正直自分たちの好奇心の誘惑に負けました。そこで私たちは、古くさいトレモロの数々をひっぱりだしてきて、微妙なボリュームの揺れ方に最新の注意をはらいながら、それぞれのふるまい方を記録していきました。こうして私たちが分析したビンテージ機器のシェイプは、マウスクリックだけで選ぶことができます。Fender
Vibrolux、MultiVox Premier、SilverTone、DanElectro
Ampから、Wurlitzerのエレピ200Bまで。トレモロと一口にいっても、そのキャラクターは無限であることに驚かれることでしょう。
スイッチを入れるだけでアナログ
「この機能だけでも、お金を払う価値がある」と、Filter
Freakで好評だった機能ですが、Tremolatorの最終部分にも「アナログモード」スイッチが装備されています。トレモロを完全にオフにしていたとしても、このスイッチを入れるだけで、デジタルクリップを回避した、アナログ・フィールにあふれた音になります。クリーンな音、ファットな音、ダーティな音、歯切れが良くパンチのある音。求める音が何であっても、Tremolatorを通すだけで「音楽的」な音を得る事ができます。
特徴
- フェンダー、ダンエレクトロからウーリッツァータイプまで網羅した、51種類のビルトイン・トレモロ・シェイプ。
- シェイプ・エディターで、自由なトレモロシェイプを作成可能。
- DAWアプリケーションのビートクロックにシンク可能。
- トレモロスピードは、音符単位で指定可能。
- グルーブ感満点の、スウィング/シャッフル調整機能付き。
- アクセント、シンコペーションを調整可能。
- 音楽と技術の両方を熟知したプロによる、100以上のプリセット。
- リズムマシンのようなエディターで、トレモロリズムをプログラム可能。
- 入力音量で、スピードやデプスをコントロール可能。
- 入出力段に、クリーン/ファット/ダーティ/クランチ/パンチと、キャラクターを選択可能なアナログモードを装備。
デモ動画
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