音を、前後・上下・左右へ
360°空間を描く3Dバイノーラル・スペーシャライザー
Wave Arts Panorama 7 は、HRTF(頭部伝達関数)を用いた立体音響プラグイン。
ヘッドフォンでもスピーカーでも、現実の空間に音が存在するかのような臨場感を再現します。
人間の耳の構造と空間の反射をモデリングし、音の距離・方向・動きをリアルに再現。
定位だけでなく、モーションや奥行きまで“聴こえる”3Dサウンドを生み出します。
新搭載のポジション・シーケンサーにより、音をビートに合わせて動かすオートパンや軌道モーションを自動生成。Podcastや映像作品、立体的なミックス制作において、音の演出力を飛躍的に高めます。
主な特徴
- HRTFベースのバイノーラル合成によるリアルな3D定位
- 初期反射と残響のモデリングで自然な空間感を再現
- 距離・方向・動きの制御(前後・左右・上下すべて対応)
- ポジション・シーケンサー搭載:軌道自動化やビート同期エフェクトを作成可能
- Dopplerピッチ効果で移動感を強調
- SOFAフォーマット対応:外部HRIRデータを活用可能
- スピーカー再生時のクロストークキャンセル機能
- 従来のステレオ・パンモードやバイノーラル→スピーカー変換も対応
- 広視野UI & ダークテーマで快適な操作性
活用例
- 3Dミックス制作:各トラックを立体的に配置し、360°空間を演出
- 映像・ゲームサウンド:移動する音をリアルに追従
- Podcast/ASMR:耳の前後・上方・背後などから声を演出
- ステレオ拡張/オートパン:既存のステレオ素材に動きと広がりをプラス
「ミックスに“動き”を加えるための理想的なツール。
リスナーの周囲を音が回り込むように動かせ、立体感・深み・広がりが驚くほど自然。
ヘッドフォンで聴くと本当に音が“そこにある”と感じます。」
― ショーン・シャノン(MixingTheBand.com)
動作環境
Mac
- 対応フォーマット:AU / VST3 / AAX
- macOS 10.13 以降
- Apple Silicon ネイティブ対応
- 64bitホスト専用
Windows
- 対応フォーマット:VST2 / VST3 / AAX
- Windows 7 / 8 / 10 / 11
- 64bitホスト専用
※ iLokライセンス対応(必須ではありません)
収録バンドル
Panorama 7は、Power Suite 7にも収録されています。