DTMerのみなさん、「どんなに頑張っても生楽器のようなリアルな音が作れない.....」という悩みにぶつかっていませんか?
「自分でストリングスやブラス楽器の生演奏はできないし、依頼をする予算もない。何とかソフトウェア音源で完成させたいけれど、クオリティがいまいち」
こんな悩みを抱える方はたくさんいると思います。「リアルな生楽器の音が出せないから」という理由によって、作れる楽曲のジャンルが制限されてしまうのは辛いですよね....
そこで、今回はストリングス、ウッドウィンド、ブラスをリアルに再現できるソフトウェア音源をご紹介します!
「リアルって言うけどどこまで再現可能なの?」「音サンプルを聞いてみないと何とも言えない」「音源って大容量じゃない?」そんな不安を抱える方のために、実際に僕が触ってみた感想や音サンプルを交えてレポートしたいと思います!
今回ご紹介するのはAudio Modelingが開発した「SWAMインストゥルメント」というシリーズです。
メーカー名の通り、生楽器の物理的な動作をモデリングして作られています。つまり、「本物の楽器と同じ動きをシミュレーションするけれど、録音した膨大なサンプルが鳴らされるわけではない」といった具合です!
「リアルな表現ができて、動作が軽い」というのがSWAMシリーズの特長だと言うことですね。
またSWAMシリーズ全てに言えるのが、「MIDIコントロールで演奏できる」と言うことです。
もちろん制作の時はオートメーションを細かく書き込むこともできますが、MIDI打ち込みで生楽器のような演奏ができれば作業時間も短縮され、ライブで使用することだってできますよね!
それでは、ここから「SWAMインストゥルメント」をストリングス、ウッドウィンド、ブラスに分けてご紹介していきます!
SWAM All In Bundleのご購入はこちら
通常価格¥194,700(税込) → BF特価¥136,800(税込)
SWAMシリーズのうち、ストリングス系の音源がこちらです。
・SWAM Violin
通常価格¥16,720(税込) → BF特価¥12,200(税込)
・SWAM Viola
通常価格¥16,720(税込) → BF特価¥12,200(税込)
・SWAM Cello
通常価格¥16,720(税込) → BF特価¥12,200(税込)
・SWAM Double Bass
通常価格¥16,720(税込) → BF特価¥12,200(税込)
SWAM Solo Stringsのご購入はこちら
通常価格¥50,050(税込) → BF特価¥36,500(税込)
VibratoとExpression
生楽器を再現する上で強弱の抑揚やビブラートってとても大事なポイントですよね。そこで「Vibrato」と「Expression」のパラメータを動かすとどれだけ表現豊かになるか聴き比べてみましょう!
何もしない場合
「Vibrato」と「Expression」を動かした場合
そもそもの音色が十分リアルに聞こえるのですが、パラメータを動かすことでより一層「演奏している感」が出ますよね!
Bow Pressure
「Bow Pressure」では弓が弦に与える圧力の強さを変えられます。実際に演奏するとなるとそっと撫でるように、あるいは強く擦るようになど音符ごとに強さは違うはずなので、細かく値を変化させてみましょう!
他にも色々な奏法がある!
TremoloやPizzicatoは他の音源でもできますが、SWAMのストリングスは一味違います。 TremoloはSlowとFastの2段階で速さを選択できます。また、PizzicatoやCol Legno(弦を弓で叩く奏法)でもToneを変更することができ、優しく触れる程度にはじくのか、あるいはパチンと強くはじくのか、ニュアンスが変えられますよ!
SWAMシリーズのうち、ウッドウィンド系の音源がこちらです。
・SWAM Flutes
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
・SWAM Double Reeds
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
・SWAM Clarinets
通常価格¥23,650(税込) → BF特価¥17,300(税込)
・SWAM Saxophones
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
SWAM Solo Woodwindsのご購入はこちら
通常価格¥104,280(税込) → BF特価¥76,000(税込)
VibratoとExpression
ウッドウィンドを代表してサックスでも「Vibrato」と「Expression」を動かしてみました!
何もしない場合
「Vibrato」と「Expression」を動かした場合
Formant
ボーカルの処理をする場合でも「フォルマント」という言葉に聞き覚えがあるかもしれません。フォルマントを設定できることにより、作り出せるキャラクターの幅も広くなるので、トラックを重ねて木管のユニゾンやアンサンブルを再現する時でも、キャラ被りすることなくリアルな楽器隊に仕上がります!
生楽器ならではのノイズ
木管楽器を吹くときの息まで聴かせたいなら「Breath Noise」、またキーを押したときのノイズが欲しいなら「Key Noise」の値を上げてリアリティを増すことができます。静かなフレーズでは楽器から鳴るノイズの音すらも重要になりますよね!
SWAMシリーズのうち、ブラス系の音源がこちらです。
・SWAM Trumpets
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
・SWAM Trombones
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
・SWAM Horns and Tubas
通常価格¥34,760(税込) → BF特価¥25,400(税込)
SWAM Solo Brass bundleのご購入はこちら
通常価格¥83,380(税込) → BF特価¥60,900(税込)
VibratoとExpression
ブラスを代表してトランペットでも「Vibrato」と「Expression」を動かしてみました!
何もしない場合
「Vibrato」と「Expression」を動かした場合
Pitch Bend
音源によっては、ピッチベンドを使ってもシンセサイザーのように滑らかにピッチベンドしてしまいますよね。
しかし、SWAMのブラスはピッチベンドを使うとブラスらしいパラパラっとしたピッチベンドができます。やはりこれも聞いていただくのが早いと思いますのでトランペットの例を聞いてみてください!
他にも色々な奏法がある!
グロウルやフラッター、また数種類のミュートとポジションを設定することもできます。曲のジャンルによって多用される奏法も異なるので、色々な用途に使いたい方も満足できそうですね!
今回はリアルなオーケストラ音源としてAudio Modelingの「SWAMインストゥルメント」シリーズをご紹介しました!
僕が実際に触ってみたところ、音色そのものがリアルな上にVibratoとExpressionのパラメータを自在に動かすことで簡単に生演奏のようなクオリティに仕上げられるところが魅力だと感じ、皆さんにもお聴かせしました!
「SWAM All In Bundle」で全て揃えてしまうのも良いですし、自分のスタイルに必要な楽器のみを試してみるのも良いですね!皆さんもぜひSWAM音源を使って、”ソフト音源のみで”楽曲を完成させてしまいましょう!
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次回は「初心者にオススメなSonnox製品とその使い方」をお届けします。お楽しみに!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!