本製品はPianoteq 9 Standardへのアップグレード(Upgrade)です。
本製品をご利用いただくには、下記の製品が必要となります。
Pianoteq 9 Stage
上記の対象製品をお待ちでない場合、本商品のみを購入してもご利用いただけませんので、ご注意ください。
以前のバージョン(Pianoteq1〜8)からのアップグレードは現在当ストアからはご購入いただけません。こちらのメーカーサイトにあるUpgradesより直接ご購入いただけます。
Modartt Pianoteq 9では、サウンドボードの振動モデルを改良した新しいオーディオエンジンを採用し、ステレオ感と空間的な奥行きをさらに高めています。
エレクトリックピアノやハープの音色も改善され、Harp Pack(別売)には新たに「Italian Triple Harp」が追加されました。
表現力豊かなシネマティック演奏に最適な「Sombre」ピアノプリセットをはじめ、最大8本のマイクを直感的に配置・ミックスできる新しいマイクパネル、ハンマートーン・パラメーター、そして轟くフォルティッシモを生み出す「Thunder」ペダルなど、多彩な新機能を搭載しています。
PIANOTEQ 9では、改良されたサウンドボード振動モデルに基づく新しいオーディオエンジンを採用。これにより、ステレオ感と空間的な広がりがさらに向上しました。
一音ごとに豊かで生き生きとしたうねりが生まれ、まるで湖面を渡るさざ波のように、有機的で揺らめくサウンドが広がります。
コレクション内のすべてのグランドピアノはこのアップデートの恩恵を受け、丁寧に再ボイシングされました。世界屈指のコンサートグランドを演奏しているような、本物のタッチと響きを体験できます。
新たに Italian Triple Harp がHarp Pack(別売)に追加されました。バロック期に起源を持つその音色は、味わい深く繊細な響きを備え、低音での伴奏にも理想的です。
さらに、Electric Pianos Pack(別売)の MKII および Reeds モデル もアップデートされ、フォルティッシモ帯域でのダイナミクスが向上。より細部まで表現力豊かに、そして少し荒々しい「グリット感」を備えたサウンドを実現しています。
すべてのグランドピアノに、表現豊かな「Sombre(ソンブル)」プリセットが追加されました。シルクのようになめらかなトーンと高いダイナミックレンジを持ち、エモーショナルでシネマティックな演奏に最適です。
また、柔らかく親密な響きが特徴のFeltプリセットもヒストリカルピアノで利用可能に。多くの楽器でバイノーラル・プリセットが刷新され、ヘッドフォンでの没入感ある体験が楽しめます。
物理モデリングの柔軟性を最大限に活かし、マイク・パネルを一新。最大8本のマイクを3D空間上の任意の位置に配置可能になりました。
ミキシング・パネルも刷新され、ステレオおよびマルチチャンネル出力を直感的にコントロールできます。
PIANOTEQ 9は、各ピアノメーカーとの協力のもと、より自然で純粋な楽器表現を追求し続けています。
ピアノ内部の挙動をすべてリアルタイムで演算することで、演奏者の最も繊細なニュアンスにも反応。共鳴のひとつひとつが織りなすカラフルで雄弁な音色を再現します。
さらに、音作りのあらゆる要素を精密にコントロールできるため、理想のサウンドを思いのままに形作ることが可能です。
その完成度の高さから、PIANOTEQ 9は家庭用からレコーディングスタジオ、そしてコンサートステージまで、あらゆる環境にふさわしい選択肢となっています。
PIANOTEQ STAGE
物理モデリングを細かく調整する必要がなく、「すぐに演奏を楽しみたい」ミュージシャン向けのバージョンです。ベロシティカーブ、ダイナミクス、アクション設定、EQ、トレモロ、ワウワウ、コーラス、フランジャー、フェイザー、コンプレッサーなどの標準的な機能を搭載しています。
PIANOTEQ STANDARD
STAGE版の機能に加えて、物理モデリングを詳細に調整・カスタマイズできる強力なツールを備えています。また、マイクポジションの設定も可能です。
PIANOTEQ PRO
最上位版で、音作りを音符単位で追い込みたいプロフェッショナル向け。Note Edit機能により、各ノートごとのパラメーターを個別に編集できます。すべてのバージョンで、音質・収録楽器・演奏性は共通です。
異なるのは、調整・編集に関する機能範囲と設定の自由度です。
機能 | PIANOTEQ STAGE | PIANOTEQ STANDARD | PIANOTEQ PRO |
収録インストゥルメント・パック数[1] | 2 | 3 | 4 |
無料KIViRヒストリカル・インストゥルメント | ✓ | ✓ | ✓ |
対応フォーマット(VST3、AU、AAX、NKS、スタンドアロン) | ✓ | ✓ | ✓ |
EQ、ベロシティカーブ、リバーブユニット | ✓ | ✓ | ✓ |
プリセット(fxp)読み込み[2] | ✓ | ✓ | ✓ |
Piano model tweaking | ✓ | ✓ | |
Advanced tuning | ✓ | ✓ | |
Microphones setting | ✓ | ✓ | |
Loads external reverb impulses | ✓ | ✓ | |
Instrument Morphing and layering (Layers) | ✓ | ✓ | |
Note-per-note edit: Volume, Detune, Attack Envelope | ✓ | ✓ | |
Note-per-note edit: all other physical parameters | ✓ | ||
Thousands of editable overtones | ✓ | ||
Supports up to 192 kHz audio[3] | ✓ |
[1] これらのインストゥルメントパックはすべてフル機能で動作します。その他のインストゥルメントパックは評価用のデモモードとして利用できます。追加のインストゥルメントパックは、いつでも購入可能です。
[2] PIANOTEQ Stage では、プリセットの読み込みはインターフェース上で利用可能なパラメーターに限定されます。一方、PIANOTEQ PROで作成されたプリセットは、PIANOTEQ Standardで制限なく読み込むことができます。
[3] PIANOTEQ PRO は、最大192 kHzまでの内部サンプリングレートに対応しています。PIANOTEQ StageおよびStandardでは最大48 kHzまで対応します。