Oxford Limiterは、マスター・チャンネルでの使用を念頭において開発された、高品位なプログラム・リミッターです。透明な音質を保ったまま、レベルをコントロールしたい。ラウドネス・マキシマイザーとして、ミックスの音圧を最適化したい。大胆な設定で、アーティスティックな効果を狙いたい。求める効果がなんであっても、Oxford Limiterがあれば、柔軟で、業務用機器レベルの結果を得る事ができます。
Oxford Limiterがアップデート、業界標準のトゥルーピーク規格ITU-R BS.1770-4に対応しました!さらにG5ライセンスをご利用のNative/HD-HDXユーザーの方は無償でアップデート可能です。先行してリリースされたUADバージョンでは、5点満点中4.6点の高評価を得た『限りなく透明に近いリミッター』を体験してください。
Oxford Limiterは、アウトプット・レベルを設定して、インプットを上げていくだけで出力音を最適化するマキシマイザーとして動作しますが、ユニークな「エンハンス」機能により、レベル的な限界を超えて、聴感上の音圧を強化することもできます。
Oxford Limiterプラグイン内部のヘッドルームには余裕があるため、長めのアタック設定でアタックのピークを通過させても、デジタル・クリッピングを起こしません。そのアタック感の残った信号を「エンハンス」部に通すことで、音の強弱感を維持したまま音圧を上げることができるので、他のリミッター系マキシマイザーにくらべ、ダイナミクスの変化に富んだ、音楽的なサウンドを得ることができます。Oxford Limiterのメーターには、通常のサンプル単位で検知された結果を表示するモードの他に、インターサンプル・ピークを表示する機能も備えています。
今日のコンシューマー再生機器(CDプレーヤー等)では、DAコンバート時にサンプル間のカーブが「自然に」なるように補正を行っています。その時、サンプル単位の「ポイント」が許容範囲値でも、「ポイントとポイント」の間(インターサンプル)を結んで再現されるカーブの「山」が許容範囲値を超えることがあり、それが歪みの原因となります。
Oxford Limiterでは、DAW環境の中で潜在的なインターサンプル・ピークを表示することを可能にしました。しかも、そのインターサンプル・ピークによるオーバー・ロードを回避する「オート・コンペンセイション」機能により、コンシューマー再生機器で再生した時の歪みを避けるようにリミッターを動作させることができます。
その他、CDマスター作成時に必要となるディザーも、洗練されたものが搭載されています。タイプを5種類から選べるだけでなく、かかり具合も%で指定できるので、素材にあわせて、最適なノイズシェーピング・ディザー処理を選択することができます。