ほとんどすべてのエレクトロニックミュージックにおいて、ローエンドはは基本的な要素であり、トラック制作の初期段階から優れたキックとベースを用意することは非常に重要です。TRK-01は、定番のミキシング技術と革新的なサウンドデザイン、シーケンサー、モジュレーションを一体化。ソリッドでエキサイティングなキックとベースのコンビネーションなど、効率的にパワフルなサウンドのトラック制作が可能です。
Kickモジュールは簡単に操作できるように設計され、多様性のある(サンプルとシンセの)2つのサウンドレイヤーの強力なコンビネーションを実現します。各レイヤーは(808スタイルのキックのローエンドと、アコースティックサンプルのトランジェント・クラックをブレンドするのに最適な)ドライブとマルチモードフィルターを搭載し、重ねたキックは、エフェクト、エンベロープ、シーケンスモジュレーションで処理後、マスターチューンの設定に合わせて自動的にチューニングされるので、ベースの周波数と干渉しません。
Bassモジュールは5つのシンセエンジンを搭載し、壮大なSuper sawからアンダーグラウンドなSine subまで、自由度の高い表現が可能です。革新的なDuckerモジュールは、独創的なサイドチェーンスタイルのエフェクトを設定でき、レベル、EQ、FXセンド、インサートエフェクトのパラメーターなど、的確なミックスカットを施すことができます。Kickモジュールと同じように、Bassは多数のモジュレーターを備え、ステップシーケンサーで全てのパラメーターをコントロールすることができます。
KickとBassはそれぞれ独立したステップシーケンサーを備え、広範囲のシーケンスやモジュレーションのコントロールが可能です。従来のステップシーケンサーよりもはるかに多機能で、 各ステップ毎に、ノートオン、ベロシティ、ピッチ、レングス(Bassのみ)ゲートなど数多くのコントロールが可能です。特にステップモジュレーションコントロールは、Parameter Focusにより、KickやBass用パラメーター(例えばフィルタースィープなど)のシーケンスモジュレーションが可能で、Step Locksでは特定のシーケンサーステップのパラメーター値を固定することができます。まずはお好きなステップのLockボタンをクリックし、そのステップに多くのパラメーターを設定しましょう。
TRK-01は幅広い処理タイプとサウンドシェイプ機能を備えています。まずはKickとBass、両方のモジュールにお好きなインサートエフェクトをかけてみましょう。
ディレイとリバーブは、シンプルなインターフェイスと高度な追加機能を装備しています。それぞれ専用のステレオ出力を備え、外部ミキシングも可能です。
2系統のマスターインサートには、サチュレーション可能なコンプレッサー/リミッターモジュールに続き、ハーモニックベース・エンハンサーを備え、独創的なパフォーマンスに適した重厚なサウンドに仕上げます。
TRK-01はKOMPLETE KONTROLやMASCHINEと柔軟に連携し、より表現力の高いサウンドデザインや高度なプレイアビリティ(演奏性)を確保しています。TRK-01の主要コントロールのレイアウトはハードウェアのレイアウトに反映し、補助的なコントロールも予めマッピングされています。またLight Guideキーボードマッピングは、強力なパフォーマンス機能の直感的なハードウェアコントロールを実現し、シーケンスパターンやKickとBassモジュール・セットアップのホットスワップが容易に行えます。さらにブラウジング時には各パッチの音声を試聴でき、よりスムーズに制作を開始できます。
無償のREAKTOR 6 PLAYERまたはREAKTOR 6(いずれも最新バージョン)。
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