ROUNDSは、デジタルとアナログのシンセ・サウンドの合成と、シーケンスされたサウンドのシフト機能を兼ね備えたシンセです。 リアルタイムでサウンドを配置しながらメロディ、コード、アルペジオの演奏とモーフィングを行うことで、新しいサウンドと素材を無限に作り出すことができます。
ROUNDSには、一基のアナログと一基のデジタル・シンセ・エンジンが搭載されています。 両基ともに余分なものを排除したレイアウトで、ストリップ・ダウンに必要なパラメーターのみを表示します。 各エンジンごとに最大で8つのサウンドまで対応するようにデザインされています。それぞれ独立したパラメータの設定が可能で、ボイス・プログラマーと連動します。
アナログ・エンジンは、クラシックな2台のオシレータ・ シンセにより命を吹き込まれます。 NIのシンセに関する専門的な研究による崇高なアナログ・サウンドは、温かく、豊かに調和します。
ROUNDSのデジタル・エンジンは、3基のオシレータと2基の2ポール・フィルターを搭載したFMエンジンです。 生き生きとしたクリーンなサウンドからメタリックで耳障りなサウンドまで幅広いサウンドを作り出しましょう。全てはよりよいノートの定義に委ねられます。
ボイス・プログラマーがROUNDSに魔法をかけます。 4つのセルを装備した8個のブロックを搭載しています。 それぞれのセルは1つのサウンドをホストします。 この32のサウンド・スロットを使用して、独自のリズミック・サウンド・シーケンスを作成してください。 5つの異なるボイシング・モードが、異なるセル上のサウンドの配置を決定します。 追加のモディファイアで、それぞれのボイシング・モードをさらに調整することができます。
リアルタイムでシフトされる配列は、驚異のパフォーマンスを誇ります。 リモート・オクターブに対応したオン、オフの切り替えにより、キーボードの白鍵をブロックすることができます。 セルは黒鍵に対応しており、あらゆる組み合わせにおいて、リアルタイムでオンとオフを切り替えることができます。 あなたのハードウェアから、最大8つのマクロとパラメータの微調整が可能です。 マルチ・エディット・ビューは、1つのパラメータで全てのサウンドの編集を一度に行うことができます。
ROUNDSには、高品位のディレイとリバーブが搭載されています。 クラシックあるいはグレイン・ディレイを選択し、フランジングとコーラス・エフェクトを作り出す専用LFOを使用してください。 リバーブには、ROUNDSのための新たなアルゴリズムを採用しています。 そしてこのエフェクトは、シンセサイザーに統合されるため、それぞれのエフェクトをサウンドごとにリズミック・エコーとスペースに配列できます。
ROUNDSのキー・コンポーネントを使って独自のカスタムシンセをデザインしましょう。ROUNDSのリバーブ、ディレイもREAKTOR Blockの個別モジュールとして利用することができます。つまりそれは、REAKTOR をフル装備のラックタイプのモジュラーシンセにするフレームワークなのです。他のNI 製品の高品質なコンポーネントや、REAKTORの他のBlockを組み合わせることによって、あなたが思いついたサウンドをつなぎ合わせていくことができます。
無償のREAKTOR 6 PLAYERまたはREAKTOR 6(いずれも最新バージョン)。
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