REAKTOR PRISM & FXは、非常に演奏がしやすい、ポリフォニック・インストゥルメントとエフェクト・プロセッサーで、REAKTORまたは無償のREAKTOR PLAYERで動作、MASCHINEファミリーとも完全に連携します。
物理的モデリング・シンセシスの可能性を利用した、REAKTORの"モーダル・バンク" モジュールに基づき、ドラマティックでピュアなサウンドを作成できます。これらのサウンドは、外部および内部ソースを通して大きく修正を加えることができます。 このFXアンサンブルを使えば、魅力的なサウンドが作成でき、入力されたオーディオを生き生きとしたエフェクト・プロセッサーとして使用することができるようになります。その結果、バラエティ豊かなコンテンポラリー・シンセサイザーとエフェクトが誕生しました。
PRISMシンセのサウンドは、モーダル・バンクをフィードするインパルスや持続的なノイズシグナルを作り出す、“Exciter”から発生します。 そこから、複数の共鳴バンドパス・フィルターを通してスペクトルが屈折し、独特なサウンドになります。その結果、ハードなベースやきらめくようなリードのサウンドに良くあったシンセが作成され、オーガニック・サウンドスケープ、パーカッシブ・キー、フルート、ベルが非常に表現力に富んだ、ダイナミックで、生き生きとしたサウンドに変貌します。ベロシティ値のようなMIDIデータは、サウンドを急激に変貌させることができ、モジュレーションの可能性は広大です。さらに、5つのオーディオ・エフェクトが搭載されています。アンプ・シミュレーション、8ポール・フィルター、フランジャー、ステレオ・ディレイ、リバーブは、インストゥルメントの出力シグナルを豊かにし、生命を与えます。
PRISM FXは、入力オーディオに対するエフェクト・プロセッサーとして機能する追加のアンサンブルです。これはPRISMのコンプレックス・レゾネータ(モーダル・バンク)を使用し、入力オーディオ・シグナルへ豊かなモジュレーション効果をもたらします。シンセ・バージョンの'Exciter'セクションは、オーディオ・インプット・セクションに差し替えられ、PRISMのレゾネータ・ストラクチャをフィードし、入力オーディオからコントロール・シグナルを導きだします。その結果、微妙で自然なものから、極端なシンセ・サウンドの色合いまで広範囲にわたるサウンドを作成できます。PRISM FXはポリフォニック・レゾネータ、コンプレックス・フィルター、自動オシレートするサウンド・ジェネレータとして機能します。 内蔵されたGateとEnvelope Followerを使えば、レゾネートしているサウンドを細かくコントロールすることが可能。エフェクトはパーカッシブで、ノイズが含まれたオーディオ素材に対して最大限の力を発揮します。さらに、内蔵エフェクトがあるおかげで、シンセ・バージョンと同様に、従来のエフェクト・プロセッサーのように機能します。
PRISMのシンセには、370ものすぐに使えるサウンドが入っています。その中にはベース、ベル、キー、リード、パッド、サウンドスケープなどが含まれます。 さらに、独自のサウンドを際限なく生み出ことも可能です。ソフトで美しいサウンドから、唸るように攻撃的なサウンドまでそのバリエーションは多岐にわたります。典型的なアナログシンセシスでは得られなかった複雑なサウンドが、シンプルな源サウンドから生まれます。 しかしプログラミングは簡単で、演奏もしやすくなっています。
PRISM FXアンサンブルは50個のプリセットを搭載。REAKTOR PRISMの強みはその柔軟性で、カラフルで、今までになかったようなサウンドを実現することができます。
無償のREAKTOR 6 PLAYERもしくはREAKTOR 6(いずれも最新バージョン)。
プラグインフォーマット