美しいナチュラルチェンバーリバーブから近年人気が急上昇しているディレイカスケードなど、アビーロードの第二スタジオに設置されたエコーチェンバーの豊かなサウンドは今や伝説となっています。
長年に渡って失われていたアビーロードのS.T.E.E.D. セットアップと共にプラグインとして蘇りました。
Abbey Road Chambersプラグインは、アビーロードスタジオの伝説的なシグネチャサウンドの一部を形成するエコーチェンバー(残響室)を再現します。
ビートルズ以降の多数の名盤においてエキサイティングなリバーブ、ディレイ、その他の独自の空間エフェクトを作り出すために、エコーチェンバーが使用されてきました。
アビーロードスタジオとの共同開発によって誕生したWaves Abbey Road Chambersは、第二スタジオに設置されたエコーチェンバーのコントロールに、オリジナルのバルブNeumann KM53マイクロフォンとAltec 605スピーカーを装備しています。
これらは60年代、ほぼ全てのポップスのレコーディングで使用されました。
それに加えて、Abbey Road Chambersでは、EMIのRS106ハイ/ローパスフィルターとEMI RS127 Presence EQの使用も可能。チェンバーサウンドをさらに完璧に加工することができます。
また、アビーロードスタジオのオリジナルのS.T.E.E.D(Send. Tape. Echo. Echo. Delay.)セットアップを完全に再現。
S.T.E.E.D.セットアップは、スタジオのREDDコンソールからの信号を分割して専用のテープディレイを介することで、自然な音色のパレットを新しい領域にまで広げるように設計されたシステムです。
オーディオ信号は、RS106、RS127フィルターを通って、チェンバーへと戻されます。
さらに特典として、このプラグインには、アビーロードの有名なミラールーム、ロンドンのオリンピックスタジオのストーンルームという2つの伝説的なスペースも含み、合計3つのエコーチェンバー(残響室)の中から自由にリバーブ・タイプの選択が可能になっています。
Abbey Road Chambersはモジュラー形式で設計されています。
チェンバーだけにトラックを送ったり、S.T.E.E.D.エフェクトのみを分離させることもできます。オリジナルのアビーロード・セットアップで可能だったあらゆる音の可能性を組み合わせることができます。
ナチュラル・チェンバーのリバーブから、本物のテープ・ディレイ、複雑なハイブリッド・エフェクトまでを再現可能なAbbey Road Chambers。本物のヴィンテージ・アコースティック・サウンドへの扉がついに開かれました。