Waves Scheps 73は、世界的なミキシング・エンジニア、アンドリュー・シェップス(アデル、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、 ブラック・サバス、 ラナ・デル・レイ、メタリカ、ジェイZ)と共同開発された、クラシック1073コンソールのEQとマイク・プリアンプ部をモデリングした、豊かなトーン・バリエーションを持つプリアンプ、3バンドEQモジュールです。
Waves の先進的な技術により、Scheps 73 EQはオリジナル1073ユニットの挙動、互いに干渉する帯域を忠実に再現しています。12kHz固定の高域、周波数をコントロール可能な中域、低域をブーストまたはカット可能で、18dB/Octのハイパス・フィルターも搭載、さらに、珍しい10kHzのミッド・レンジEQも搭載しています。これはオリジナルの1073の回路図から発見されたものの使用できず、プラグインとしてモデリングされたレアな1078チャンネル・ストリップでのみ操作可能だったものです。さらに、WavesによるMSマトリクスも追加されており、ミッド、サイドそれぞれに別のEQ処理が可能です。
1073の音質の重要な特徴であるMarinairトランスのモデリングには、革新的な手順が採用され、Waveは細心の注意を払い、ハーモニック・ディストーションまで1073のあらゆるソニック・キャラクターを捉えることに成功しました。倍音の調整は完璧を期すためアンドリュー・シェップス自身の手によってファイン・チューニングされており、美しくオーセンティックなサチュレーションが完成しました。
レコーディング、ミキシング、マスタリングまで、Scheps 73はスタジオ・ハードウェアの伝説の逸品だけが生み出す暖かいなトーンをお楽しみいただけます。