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SPAT Revolutionは、IRCAMの音響と空間認識の研究成果と、Flux::のプロフェッショナル向けオーディオ製品開発における長年の経験をベースに開発された、最も多機能で先進的なリアルタイムで動作するイマーシブ3Dオーディオ編集アプリケーションです。複数の立体空間を擬似的にソフトウェア内にセットアップ、アコースティック・シミュレーションを行った上で、サラウンドから7.2.1ch、22.2chまで、様々な立体音響のスピーカー配置用にオーディオ信号を出力します。入力と出力チャンネル数、入出力トランスコーダーの使用数に上限はありません。
SPAT Revolutionはスタンド・アローンのアプリケーションで、ハードウェアのI/OはASIO (Windows)とCore Audio (Mac OS X)をサポート、入出力数に制限はなく、Open Sound Control (OSC)を使ってDAWソフトウェアと統合的に使用することが可能です。
SPAT Revolutionは、チャンネルベース、7次までのアンビソニック、バイノーラル、トランスオーラル、MS、A-フォーマット、Bフォーマット、UHJ、Eigenmikeなど、様々なフォーマットのオーディオをそのまま入力ソースとして扱うことが可能です。プロセス後の出力は、ステレオ、5.1、Cube、Auro 3D、DTS、Atmos、22.2chを含む、様々なスピーカーの配置形式で出力可能です。
チャンネルベースのスプリッター/アグリゲーター、HOAからHOA、HOAからチャンネルベース、A-FormatからB-Format、A/B-FormatからChannel Based、B-FormatからUHJ、UHJからB-Format、MSからチャンネルベース、バイノーラルからトランスオーラル、トランスオーラルからバイノーラル、EigenmikeからChannel Basedなど、様々な形式の入出力フォーマットを変換するトランスコーダーも装備しています。
各入力ソースは、個別に設定可能なパラメーターのセットが用意されています。空間内での位置、指向方向、放射角度といったソースとなる音源のあらゆる特性の設定に加えて、プレゼンス、Warmth(暖かさ)、Brilliance(明瞭度)といった知覚に関わる要素も入力ソース毎に設定が可能です。
立体音響におけるクリエイティブなワークフローをさらに強化するために、SPAT Revolutionは、HRTF Sofaサポート、ソースまたはマスターバスにVSTエフェクト(オートメーション対応)をインサート可能、OSCサポート、複数の3Dビュー、タイムコード・シンクとPython(パイソン)スクリプトのサポートなど、様々な追加機能を備えてています。
SPAT RevolutionはMac OS XとWindowsでスタンドアローンのアプリケーションとして動作、ハードウェアのI/OはASIO(Windows)とCore Audio(Mac OS X)に対応、Pro Tools、Nuendoをはじめとする各種DAWとは、Open Sound Control (OSC)を使って統合的に動作します。