コントロール・ルームでの使用を考慮して設計されたDiGiGrid IOCオーディオ・インターフェイスは、様々な接続端子を備えています。放送局用コンソール・クラスのプリアンプを備えたマイク/ライン入力を2チャンネル、8系統のライン入出力、16系統のAES入出力、ADAT入出力に加え、2系統のヘッドフォン出力を備えています。たった1本のCat 5e/Cat 6 Ethernetケーブルで、IOCをネットワーキングとプロセシングのプラットフォームSoundGridに接続すれば、リアルタイム、わずか0.8msのレイテンシーで、トラッキング、ミックスとモニタリングが可能になります。
それだけではなく、ネットワーク上のSoundGrid DSPサーバーに接続すれば、文字通り何百種類ものSoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインをネイティブDAWに統合し使用することが可能になります。
DiGiGrid IOCには、Wavesが提供するSoundGrid Studio Systemソフトウェアが付属しています。 SoundGrid Studio Systemソフトウェアにより、100種類以上のSoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインを使って、ミックスとモニタリングをリアルタイムで、0.8ミリ秒という非常に低いレイテンシーで実現します。
特徴 ・ ライン入力 x 8(D-Sub 25pin)
・ ライン出力 x 8(D-Sub 25pin)
・ AES/EBU入出力 x 16 (2x 25-pin D-Con)
・ ADAT入出力 (8チャンネル @ 48kHz; 4チャンネル @ 96kHz; 2チャンネル @ 192kHz*)
・ マイク/ライン入力(XLR/TRSコンボ)x 2
・ SoundGridポート(RJ45) x 2
・ ワードクロック入出力
・ AC電源入力
・ アナログ・レベルノブ付きヘッドフォン出力 x 2
・ 1Uラックマウント・サイズ
・ 44.1、48、88.2、96、176.4*、192*kHzのサンプルレートに対応
・ ワードクロック入力、AES/EBU、SoundGird(SoE)、インターナル経由のクロック同期
・ リセット・スイッチ
・ 全アナログ出力のリファレンス・レベルをジャンパーで切替え可能
・SoundGrid Studioアプリケーションでできること ○Sound Grid ASIO/Core AudioドライバーとDiGiGrid I/Oの設定(自動設定ウィザード付き)
○リアルタイムのプロセス、ミックス、モニター機能(StudioRackとeMotion ST mixerを使用)
○複数のデバイスとソフトウェア(ドライバー)の入出力を接続して相互にパッチ
○様々な種類のDAWを複数のホストコンピューターで走らせ、オーディオを相互にストリーム
○設定のテンプレートを作成して保存可能
○DiGiGrid I/Oのパラメーター(入力ゲイン、ファンタム電源など)をリモート・コントロール
SoundGrid Studio Systemがもたらすパワー ○リアルタイム・プロセシング - 数百個のプラグインをリアルタイムで処理。
○低レイテンシー・モニタリング - ゼロに近いレイテンシーで、プラグインを使用可能。
○ネットワーキング - ネットワーク・ハブを中心として、すべてのI/OとDAWを接続。
○シームレスな統合環境 - SoundGrid ASIO/Core Audioドライバーを使って、複数のDAWを接続。
○オープンな設計 - SoundGrid対応のWavesとサードパーティーのプラグインが動作。
SoundGrid Studio Systemに含まれるソフトウェア ○SoundGrid Studioアプリケーション - ホスト・コンピューターでSoundGridネットワークを管理。
○eMotion ST Mixer -プラグインをリアルタイムで動作。
○StudioRack -プラグインのチェインを保存、ロードするプラグイン。DSPサーバーで処理。
○SoundGrid ASIO/Core Audio - あらゆるDAWをSoundGridネットワークに接続するソフトウェアI/O。
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