アビーロードスタジオとの提携により開発されたWavesのアビーロードコレクションは、数え切れないほどの歴史的なレコーディングやポップスの名作で聞かれるように、伝説的なスタジオの伝説的な部屋、マイク、コンソール、テープマシン、シグネチャーエフェクトを丹念にモデル化した精巧なプラグインのラインアップが特徴です。
Abbey Road Collectionには、スタジオの有名なコンソールREDDとTG12345のプラグインモデルのほか、RS56パッシブEQ(カーブベンダー)、J37 Tape、Reel ADT、King's Microphones、Abbey Roadのエコーチャンバーとリバーブプレート、そしてAbbey Roadのヴァイナルカッティングとプレイバックギアをモデルにした唯一無二のVinylプラグインが含まれています。
Abbey Road Collectionでは、伝説的なスタジオのシグナル・チェーンを自由に利用することができます。
魔法のようだと言われる部屋から、現代のオーディオ・エンジニアリングの時代を切り開いた象徴的なビンテージ・ギアやテクニックまで、すべてを網羅しています。
あまりにも有名なビートルズのアルバムジャケット、その信号の先には、彼らにまつわる幾つもの逸話と、音響実験によって作り上げられた名作アルバムの誕生地があります。
音楽に伝説はつきものですか、21世紀の音楽、そしてレコーディングに関してアビーロードスタジオほど、数多くのエピソードを生み出してきた場所はないでしょう。
アビーロードスタジオで作品を制作することは、アーティストにとってマジソンスクエアガーデンや武道館でのコンサートと同様に、一つの象徴と言えます。
そして場所だけでなく、スタジオのためだけ、アーティストのためだけの特別な仕様、カスタマイズを施された専用機材によるサウンドは、間違いなくアビーロードスタジオに他に比肩するもののないオーラを纏わせています。
スタジオとして歴史の深いアビーロードが、こちらもプラグインソフトウェアの黎明期からデベロッパーとして数多の製品を送り出してきたWavesにスタジオ機材のモデリングを要請したのは、必然だったかもしれません。
Abbey Road Collectionに収録されたプラグインは、いずれもアビーロードスタジオとWavesの間で、実際の機材のコンポーネントをやりとりし、その特性を完全にモデリングできるまで執拗に開発とリスニングテストを繰り返すことで完成しました。
そのサウンドには、アビーロードのオーラが込められています。
アビーロードスタジオとWavesのコラボレーションは、偶然ではありません。クラッシックの時代からジャズ、ポップ・ミュージック。20世紀の音楽の歴史とレコーディングスタジオ技術の進化とともにありました。
時間による試練を乗り越えて使用され続ける機材には、単なる機能以上の"魔法"が存在する。それを知る者同士だからこそ生み出すことができる。
Abbey Road Collectionは、彼らの精神を込めたバンドルです。
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