API(Automated Processes Incorporated)と共同開発したAPI Collectionは、有名なAPIモジュールを基にした4つの精密なプロセッサー:550A 3-Band Equalizer、550B 4-Band Equalizer、560 Graphic Equalizer、2500 Stereo Compressorを収録した、APIコンソールユニットのモデリングプラグインバンドルです。
数え切れないヒットレコードで世界中のエンジニアが使用したこれらのモジュールは、他にないサウンドをもたらしてくれます。
API Collectionでは更に、Wavesがそのユニークな音響特性のニュアンスを余すところなくキャプチャーしています。
プラグインによるデジタルEQ・コンプレッサーは、望むままのカーブ、ゲイン、スレッショルド、レシオで、常に正確なプロセッシングを実現してくれます。
しかし、API 500シリーズやAPI2500のように荒々しいブーストやカットを、自然で柔らかなカーブで与えてくれるプロセッサーは他にありません。
APIによるオリジナルのコンソールは1960年代の終わりに誕生し、500シリーズフォーマットのEQ・コンプレッサーは、そのサウンドはもちろん、コンパクトなプロセッシングボックスのフォーマット=Lunchboxとしても知られ、現在も多数のメーカーに採用されています。
数えきれないアーティストのレコーディング、ミキシングで求められてきたAPIサウンドは、登場から50年を経て、なぜ今も求められるのか。
それはコンスタントとパラメトリック、アグレッシブさとジェントルさという矛盾する二つの音楽的な要素を両立させるトーンシェイピングの能力にあります。
外科手術のようなEQは、APIの目指すものではありません。トラックのキャラクターを引き出し、形作る。自然で音楽的なトーンこそがAPIの真骨頂です。
1968年、API(Automated Processes Inc.)はビジョンを持った有志によって結成され、今では伝説となった2520アンプをリリースしました。
APIは現在も信頼性の高い、他にはないピュア音響特性を持つ製品を提供し続けています。
APIはラジオやテレビなど著名な放送局にとって最高の放送用コンソール製造会社となりました。
加えて、プロデューサー、エンジニア、アーティスト達の大絶賛を受け、大小を問わないレコーディングスタジオがAPIを使用し始めました。
3大テレビネットワークを含め、世界中で700台以上のAPIコンソールが導入されています。
そして今もなお、その多くは世界中の最高のレコーディング/放送機関で変わらず日々使用され続けています。
収録プラグイン