周波数ごとの精密なノイズコントロール
Multiband Expanderは、周波数に応じたノイズの管理、抑制、コントロールを行うプロセッサーです
3バンドのフェーズコヒーレント・クロスオーバーネットワークを使用し、音を3つの独立したエキスパンダーに振り分け、それぞれのバンドでスムーズにノイズを抑制できます。設定したスレッショルド以下のノイズを抑えながら、リズムパターンの雰囲気を調整し、意図的に弱く演奏された要素を抑えることも可能です。SpectraFooスペクトラム解析を搭載し、クロスオーバーポイントやスレッショルドの調整を迅速かつ確実に行えます。特にギタートラックのノイズやハムをピンポイントで除去する際に便利で、楽曲の主要なサウンドに影響を与えずに不要なノイズを取り除くことができます。Multiband Expanderは必要なときにはその真価を発揮し、ミックスを劇的に改善します。
Features : 特徴
- 高品質なシグナルプロセッシングと直感的なワークフロー
- ロー、ミッド、ハイの3バンドに独立したエキスパンダーを搭載
- 各バンド間のリンク機能を搭載し、スムーズな調整が可能
- ダイナミックトランスファー機能により、全体の処理結果を視覚的に表示
- SpectraFooスペクトラム解析を内蔵し、精密な音のチェックが可能
- スケーラブルなゲインリダクションメーターを搭載
- 幅広い用途に対応する豊富なプリセットを収録
- ユーザーインターフェースのサイズ調整が可能
- 必要に応じてグラフ表示を開閉可能
- クロスプラットフォーム対応のプリセット管理機能(MH Preset Manager)
v3からv4への主な進化ポイント
- macOSおよびWindowsの両方でVST3バージョンを追加
- Apple Siliconネイティブ対応のVST3を搭載し、Steinberg製品(Cubase、Nuendoなど)を含むすべてのVSTホストで使用可能
v4の全プラグイン共通の新機能
- アンドゥ・リドゥ機能を追加
- A/Bスナップショットとスナップショットブレンド機能を搭載
- ソフトウェアのアップデート管理機能を強化
- より柔軟なサイズ変更に対応
- ヘッダーバーに共通コントロールを追加(ヘルプ、リサイズ、ペイン開閉)
- macOSではAU、AAX、VST2、VST3に対応
- WindowsではAAX、VST2、VST3に対応
- プリセット管理機能を改良
- 複数のプラグインインスタンス間で設定をコピー・ペースト可能
- プラグイン詳細情報ペインを追加(MHロゴからアクセス可能)
- ドキュメント、テクニカルサポート、FAQへのリンク
- ソフトウェアアップデート情報とリリースノート
- 現行バージョンのリリースノート
- プラグイン設定オプション
- macOS版インストーラーのダウンロードサイズを大幅に削減
- 多くのプラグインでユーザー設定可能なテーマを追加
- 多くのプラグインでノブのデザインを選択可能
- バンドカラーのカスタマイズ機能を追加
- ユーザーインターフェースのカラー設定をカスタマイズ可能
- ノブリングの表示・非表示を選択可能
- レイアウトとビジュアルをさらに洗練
※本製品の最新の動作環境は、以下よりご確認ください。
→ Metric Halo製品動作環境