Aphex Vintage Aural Exciterプラグインは、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラーを初めとする多くのアルバムを手がけ、オリジナルのAural Exciterを知り尽くしたエンジニア、Val Garayの全面協力によって誕生したプラグインです。
1970年代、Aphex Aural Exciterは“魔法の装置”として語り継がれていました。
当時の録音・再生環境で失われがちだった高域成分を補い、トラックに“エアー感”と“きらめき”を与えるこの機材は、高額レンタルでしか手に入らない逸品でした。
その秘密は、コントロールされた2次倍音の歪みによって、高域を持ち上げるのではなく、ナチュラルに明瞭さと輝きを加えるというアプローチにあります。
Wavesはこの伝説的ハードウェアの質感を忠実にモデリングし、EQに頼らずにトラックを明るくする方法をあなたのDAWに提供します。
Val Garayが手がけた70年代のヒット作品に文字通り「輝き」を与えていたのは、当時非常に高価かつレンタルのみでしか提供されていなかった、Aphex Aural Exciterというハードウェア・ユニットでした。
エキサイターと呼ばれるこのエフェクターは、「セッションプレイヤー」としてアルバムにクレジットされるほど、ボーカル、楽器と素材を問わず、その存在感を高め、明るさ、鮮やかさを引き出す、類まれな効果を持った魔法のハードウェアだったのです。
現存する数少ないAphexのオリジナル真空管モデルを細部にわたって解析し、レア・ヴィンテージ・ハードウェアが備える、ユニークな特性を余すことなく再現しました。
オリジナルのAural Exciterユニットには1つのミックスモードしかありませんが、Vintage Aural Exiterプラグインには2つのモードを用意。
これは、Aural Exciterの普及に貢献したVal自身による判断で、インサートで使う場合とAUXセンド/リターンで使う場合の音にそれぞれ特徴的な違いがあったことに由来します。
Val自身は主にAUXセンド/リターンのルーティングで数々のヒットレコードを産み出してきましたが、現代のユーザーはプラグインをトラックに直接インサートして使う機会もあると考え、2つ目のモードを用意。
自由な場所にプラグインを使用して、単なるEQでは得られない存在感を得ましょう。トラックに魔法の輝きを。