2022年10月14日、15日の2日間で開催された配信イベントMI FESTIVAL 2022。様々なクリエイター、エンジニアの方がそれぞれのテーマに沿って製品の魅力や使い方をお話してくださる豪華なイベントとなりました。
レポート第5弾では、2日目に出演していただいた YAB さんによる「ミックス師必見!YABのボーカルミックス虎の穴」のコーナーをご紹介します!
アーカイブ動画はこちら→https://youtu.be/O30hyjS6RkY
あらゆる楽曲の中で、一番目立つパートとも言えるのがボーカル。目立つパートだからこそ、ボーカルミックスには悪戦苦闘してしまいますよね。
また、「こういうソフトをこういう順番で使えば良い音になる!」といった正解があるわけでもなく、声質や歌い方、楽曲のジャンルによってベストな方法は何通りもあると思います。
そんな僕らの悩みの種である「ボーカルミックス」について、数々のバーチャルライバーやネットシーンのアーティストの制作に携わるYABさん。今回は「Sonnox」「Soundtoys」「McDSP」の3ブランドのエフェクトプラグインのみを使ってボーカルミックスを準備していただき、ミックスのヒントやお気に入りのプラグイン、そしてご自身なりの使い方を解説していただきました!
「コンプをどうやってかけて良いかわからない」
これは、ミックス初心者の方からYABさんのもとに多く寄せられる質問だそうです。
確かに使用するソフトだけでもコンプのかかり方は違いますし、その中で慎重にパラメータを調整する必要もありますよね。
そんな難しいコンプについて研究するのにピッタリなのが、McDSP「6060 Ultimate Module Collection」だと仰っていました。
その理由は、大抵のソフトでは同じソフト内でもコンプの種類を変えるとパラメータが変わってしましますが、McDSP「6060 Ultimate Module Collection」ではパラメータの値は変えずにコンプレッサーの種類だけ変更できるからとのこと。
「ボーカルをオケに馴染ませるためにどんな工程をどんな順番で行えばいいかわからない」という方、ぜひYABさんのワークフローを覗いてみましょう!