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Claro

山のようなブーストでも破綻しないEQ

作曲でトラックの音作りをする時も、ミックスで聞きやすい音源に仕上げる時も、幅広い場面で欠かせないEQ。EQは不要な帯域をカットしたり、おいしい帯域をブーストしたり、繊細で緻密な調整も、大胆な表現も、人によってさまざまな使い方があるかと思います。

しかし、EQ使用後のトラックの音量が、使用前と比べて意図せず変化してしまうことはありませんか?その結果、知らず知らずのうちにトラック同士のバランスが崩れたりすることも...。そして、EQ使用後も的確な音量を保つためにアウトプットを調節するのもなかなか大変です。

このようなEQの悩みを解決するため、自動的なラウドネス調節が採用されたEQがClaroです。つまり、Claroを使ってどんなEQ処理をした後でも、トラックの音量感がEQ処理前と同じように維持されるのです。これにより、ミックスのバランスが崩れる心配をせず、思うがままにEQ処理をするだけでいいのです。

3つのClaro、どう使う?

Claroには3つのモードがあり、作曲やミックスなどあらゆる作業段階において、自分のやりやすいように使い分けをすることができます。

PRODUCEモード - イメージした音をスムーズに表現 -

EQはいつでも細かく弄る必要はなく、時には大まかなイメージを再現するだけで良い場合もあります。

PRODUCEモードはシンプルな操作によってイメージを直感的に再現することができます。Low, Mid, Highの帯域を数値で考えたい人も、RumbleやWarmth, Airなどニュアンスで考えたい人もあっという間にイメージした音を再現できます。

PRODUCEモード

TWEAKモード - 狙ったところに確実な処理を -

もちろんトラックをベストな音に仕上げるために細いEQ処理もできます。

最大26個のバンドを指定することができ、それぞれのバンドにおいてモノ、ステレオ、サイドのみ、Lのみ、RのみなどEQの処理対象を限定することができるため、M/S処理を考慮したイコライジングが可能になります。

また、帯域の指定において、数値で考えたい人もいれば、音階で考えたい人もいるはずです。Claroでは上部に表示される鍵盤でマーカーを設置したい音階を選択することができます。これにより自分のやりやすい方法でスムーズに的確な帯域を選択できるようになるでしょう。

TWEAKモード

MIXモード - 全トラックのEQを一覧で -

Claroの魅力はまだあります。

ミックスの段階では、EQ処理の目的の一つとして「複数トラック同士のぶつかり合いを回避すること」が挙げられます。例えば、「ピアノとボーカルの中域が主張し合っているから、どちらかを削らないと...」など相対的にEQ処理の判断をする場面はたくさんありますよね。

MIXモードでは、選択されているトラックの他に、プロジェクト上のClaroが使用されている全てのトラックをピックアップして表示します。さらに、EQ処理をしようと選択しているトラックが、他のトラックのどの帯域とぶつかり合っているか一目で判断することができ、その場でどちらかにEQ処理を施すことも可能です。

MIXモード

EQの使い方は十人十色

EQは人によってさまざまな場面で、さまざまな用途で使われるからこそ、自分に合ったものを探すことが大切です。

音のキャラクターをデザインしたり、美味しい帯域を盛って不要な帯域を削ったり、全てのトラックが抜けてくる音源に仕上げたり...

多機能でありながらわかりやすさも備えたClaro、あなたはどうやって活用しますか?

記事で紹介した製品

Claro

Sonnox

Claro

作曲からミックスの最終段までの制作プロセスを支える、創造的で合理的なイコライザー。EQ処理後の音量の変化を抑えられ、ミックスのバランスが崩れにくいオートゲイン機能など、スマートな機能を搭載。

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