MIオンラインストア店長ミヤホンが、独断で定めたシャンルから、オススメ製品を選びに選び抜いてご紹介。毎週水曜日に更新!

今回は見たままそのまま。複雑な信号処理を内部で行いつつも、実際の操作は可能な限りシンプルに行えるプラグインをご紹介します。必要なのは自分自身の「耳」。欲しい音、必要な効果を思い描きながら、よりシンプルに、より感覚的にミックスを行えるものばかりを揃えました。




Waves
OneKnob Wetter

素材にあった「スウィートスポット」を見つけよう。
「みたまんま」すぎて不安になる。このルックスにそんな印象を抱く方も少なくないのでは。このルックスから、単に楽するためのプラグインと思われがちですが、実際は楽して「それなりの効果」を得るためのものではなく、自分の耳を信じて「最適な効果」を得るためのものです。

たった一つのノブは、単にアンビエンスの深さを調整するものではありません。ノブを回し始めると、最初は初期反射だけのようなさりげない効果から始まって、段々とルーム的な響きが加わり、最後にはホールのような広大なリバーブが加わっていきます。しかも、どれだけリバーブが足されてもプリディレイが自動で調整されるので、適度に前に残ってくれたりと、複数のパラメータが複雑に絡み合って動いてくれているのが分かります。

ノブをいじるだけで色々な空気感を試せるので、操作に気を取られる必要がない分、素材に合ったサウンドを見つける行為に集中できるのが、OneKnob Wetterです。





Sonnox
Oxford Inflator

コンプレッションではなく「生命力を吹き込む」ための魔法のフェーダー。
音圧の代償にのっぺりと潰れてしまったサウンドを聞いて「違う、そうじゃない」なんて思うこと、あるんじゃないでしょうか。「抜け」は欲しいけど、これ以上潰したくない。求めているものは明快なはずなのに、煮詰まりやすいポイントの一つでもありますよね。

そんな時にInflatorの二つのフェーダー、EffectとCurveがトラックを救ってくれるかもしれません。Effectを上げていくと音がグッと前に出て抜けが良くなり、Curveでその明瞭度=トーンが変化、ダイナミクスを得られます。

得られるものと失うものの対比に悩む時、ぜひOxford Inflatorのフェーダーを触ってみてください。





Nomad Factory
Bus Driver

60年代に登場した光学式ビンテージ・コンプレッサーの銘機をモデリング。「みたまんま」に色づけを。
パラメーターは二つだけ、Tube DriverとCompression。「みたまんま」にTube Driverを上げていくことで真空管独特のカーブによるサチュレーションを加えてくれます。

Tube Driverを上げていくことで真空管独特のカーブによるサチュレーションを加えてくれます。一定ではなく、上げていく値によって少しずつキャラクターが変化していくので、あえて突っ込み気味に使いたくなりますね。
きつめに突っ込んだ際にも、プラグインにありがちなデジタルクリップを回避してくれる機能が盛り込まれているので、スムーズにキャラクターを得られます。

大胆な色づけにも対応するBus Driver。各トラックへのインサートにオススメです。



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