MIオンラインストア店長ミヤホンが、独断で定めたシャンルから、オススメ製品を選びに選び抜いてご紹介。毎週水曜日に更新!

※都合により、今週の更新は、5月19日(木)となります。

製品ごとにキャラクターの違いが大きく出やすいのがリバーブ・プラグインの特徴ではないでしょうか。今回はそんなリバーブ・プラグインの中から、現代的で高品位な製品をピックアップしてご紹介します。




Waves
H-Reverb Hybrid Reverb

動作も軽快で特殊な響きも自由自在に作ることができるデジタル・リバーブ。一方動作は少々重めながら、実際の響きのよい空間を「サンプリング」してリッチでリアルなリバーブを作ることができるインパルス・レスポンス・リバーブ。どちらにも甲乙つけがたい魅力があり、この選択を曲によって迷うことこそ、ミックスの楽しみそのものとも言えます。

自由度は高いけどリアルさに欠けるデジタルリバーブ。自由度はかなり低いけど、リアルな響きがプリセットを読むだけで実現できるインパルス・レスポンス・リバーブ。その両方の魅力が1つのリバーブプラグインに集約されていれば、ミックスのたびに迷う要素をひとつ、減らすことができます。WAVES H-Reverbは、そんな悩みを解消する「H=ハイブリッド」リバーブ。さらにリバーブサウンドだけにかかるモジュレーション、ディストーション、アナログ・ドライブ、EQやフィルター、ダイナミクスからビットクラッシャーまで、リバーブに求められるすべてを1つのプラグインに収めた究極のリバーブプラグイン。

サウンドを広げたいときにも。奥行きを与えたいときにも。特殊な空間で鳴らした響きを加えたいときにも。さらには原音からは想像もつかないSEを作りたいときにだって、どんなシーンでも最高のクオリティを提供するのが、このH-Reverbです。WAVESが放つ「次世代のスタンダードリバーブ」。ぜひ一度、チェックしてみてください。





Sonnox
Oxford Reverb

自由度の高いデジタル・リバーブの最高峰。リバーブサウンドだけにかかり響き方の印象を自在に変えられる内蔵EQは、Sonnox Oxford EQ譲りの5バンドEQ。これにより、一歩進んだサウンドメイキングが可能に。リバーブトーンが特徴的なエンジニアの方々からの支持も多く、山下達郎さんなどの作品で印象的なリバーブトーンを使いこなす吉田保さんをして「リバーブはコレじゃないと嫌。」と言わせるほどです。

Oxford Reverbの特徴としてまず挙げられるのが、「アーリーリフレクション(初期反射)」と「テイル(残響)」のバランスを1つのスライダーで簡単に調節できること。「質感は好みだけど、もう少しルーム感が欲しい」なんて時にも、スライダー1本でバランスの調節が可能です。アーリーリフレクション、テイル、EQ、バランスとそれぞれの要素が綺麗に分かれて配置されているため、パッと見てサクサク使えるくらいに分かりやすく、使いやすいプラグインです。

エミュレーション系のプリセットが豊富に揃えられていて、12種類のLEXICON系やEMT 140などはエンジニアの方々からも非常に高い評価を得ています。ハードウェアからプラグインまで数々のリバーブを徹底的に調べあげて作り上げられたOxford Reverb。幅広いニーズに応えるOxford Reverbを、ぜひ一度、チェックしてみてください。





Flux::
IRCAM Verb

音楽制作の未来を探求するフランスの国立研究所IRCAM。さまざまな科学技術を使って、音楽制作に革新を与えることを目的の一つとして掲げる、大規模な公的研究機関です。そんなIRCAMの音響・認知空間研究から、Flux::との共同開発により生み出されたのがIRCAM Verbです。

独自のアルゴリズムを持つリバーブ・エンジンが生み出すサウンドは、いわゆるデジタル・リバーブとは一線を画すものとなっています。一般的なリバーブと違い、「テイル(残響)」の代わりに「クラスター(初期反射の散らばり)」と「リバーブ(完全な残響)」の二つの要素が存在している点が特徴的で、初期反射を調整する「アーリー」のほか、「クラスター」,「リバーブ」の3つの成分に分かれています。これにより、空間特性を細かく追い込むことが可能で、フィルタリングも各成分ごとに細かく調整できます。さらに、Flux::製品におなじみのA/Bモーフィング・スライダーを備えており、A/Bの各スロットにロードされた各種パラメータの設定を、自由にモーフィングすることまでできちゃいます。

密度が高く、リッチでスウィートな響きをお求めなら、IRCAM Verbが強い味方となってくれるでしょう。10年以上の長い研究期間から生み出されたルーム・アコースティック&リバーブ・プロセッサー、IRCAM Verbを、ぜひ一度、チェックしてみてください。



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