MIオンラインストア店長ミヤホンが、独断で定めたシャンルから、オススメ製品を選びに選び抜いてご紹介。毎週水曜日に更新!

あると無いとじゃ大違い。
四回目の更新となる今回は「最後の一振り」系でまとめてみました。大きな変化を与えてくれるものから、ちょっとした味付けまで。幅広く対応できる便利系、いや、「最後の一振り」系プラグインです。




Waves
Greg Wells MixCentric

短時間でマスタリング済み音源に匹敵するクオリティが必要なとき。抜けのあるきらびやかなサウンドが欲しいとき。そんなときの「最後の一振り」

出来上がったミックスに抜け、きらびやかさを足す。たったひとつのノブでそんな事が可能なのかとも思いましたが、見た目に対して中では複雑な処理が行われています。Wavesの開発チームが、アデルやケイティ・ペリーのプロデューサー/エンジニアとしても有名なGreg Wells氏とタッグを組み、1つのドキュメンタリー映画が作れちゃうんじゃないかというくらい苦労して作り上げた本製品。彼らが泣きそうなくらい苦労してくれた分、作業は驚くほどシンプルなものになっています。

たった1つのノブを操作するたび、中ではEQ、コンプレッション、倍音歪みの微調整が行われています。Inputのみの時とIntensityと合わせたときで異なるダイナミクス変化、コンプ感も面白い。リミッター・プラグインと組み合わせるのがコツです。




Sound Toys
Decapitator

キレのよい倍音感が必要なとき。アナログ機器ならではのドライブ感が欲しいとき。そんなときの「最後の一振り」

Decapitatorという製品名の語源は「decapitate」。ちょっと物騒なのでその意味をここでは言いませんが、名前の通り歪みは大の得意。 プロフェッショナルなアナログ・スタジオ機器をドライブした時に生じるサチュレーションをモデリング。アナログ機器マニアが集まるSoundToysが得意とする分野です。Neve、API、Ampex、EMI、Thermionic Cultureなどの名機を数年かけて解析。アナログ機器の「魔法」を追い求め続けプラグイン化したのがDecapitatorです。

このプラグイン、実は上品系にも汚し系にも合うんです。ミックスにうっすら乗せると艶感が出てきてウットリ。キレのよい倍音感が欲しい時にもオススメです。薄くかけたり、深めにかけてミックスで調整すると良い意味でエッジ感が出せる便利なプラグインです。




Metric Halo
Character

癖の無いフラットな素材にあえてキャラ付けが必要なとき。アナログアウトボードを通した後の質感が欲しいとき。そんなときの「最後の一振り」

Metric Haloのオーディオインターフェースでしか利用できなかったエフェクト部をプラグイン化。様々なエンジニアが愛用するマイクプリアンプ、DI、EQなど、20種類以上のアウトボードを徹底的に解析し、アナログ回路独特の挙動や歪みをシミュレートしたプラグインがCharacterです。20種類のキャラクター選択とドライブのシンプルな構成。製品名も分かりやすいですね。わずかな変化ながら「ボックス内」ミックスで不足する自然な倍音感を足せるのが◎です。ミックス時の最後の一振りとして使うのは勿論、レコーディング時にインサートしてみるとかっこ良く化けるので、テンションが上がります。


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