MIオンラインストア店長ミヤホンが、独断で定めたシャンルから、オススメ製品を選びに選び抜いてご紹介。毎週水曜日に更新!

今回は「パクり系」と題し、マッチング機能を持つ様々なプラグインを掘り下げます。






NuGen Audio
SEQ-S / SEQ-ST

ギターやエレピやシンセサイザー。そしてボーカル。それぞれのトラックはカッコ良く鳴っているけど、それぞれが中域に集中していて音が「カブって」しまっている。そんな状況ありませんか。私ミヤホン、キャラづけのための思い切ったEQ処理は早々と進むのですが、こうした「カブり処理」では3歩進んで3歩下がるような事態に陥ることも多く、いやはやお恥ずかしい限りなのです。そんな時、他のソースの特性を解析して(パクって)、EQカーブを自動生成できる「EQマッチング」機能を持ったリニア・フェイズEQ、SEQ-S/STは非常に役立ちます。「EQマッチング」機能は、録り直した素材の差し替えや、カッコイイと思えた「あの」サウンドを元にしてEQカーブを作り出せるもの。SEQシリーズは、この「EQマッチング」で手に入れたEQカーブをさらに反転させることが可能なのです。例えば、目立たせたいトラックの特性を解析し反転、音被りを引き起こしている別のトラックにインサートすることで、ジグソーパズルをはめるかのように「カブり処理」ができるのです。SEQ-Sはサラウンドの処理にも対応できますが、ステレオの処理で十分ならSEQ-STがオススメ。SEQシリーズなら、EQ処理が苦手でも、楽しみながら繊細な処理を行えます。
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Positive Grid
BIAS AMP Professional

「あの実機、イイなぁ。」とリハスタやレコスタで使用した真空管アンプのトーンを自宅でも再現したい時、実際に導入したい実機が、部屋のスペースの問題で置けない時。そんな時にお持ちのパソコンとこのBIAS Amp Professionalを使えば、大型チューブアンプだって思いのままに「パクれ」ます。かくいう私も、部屋のスペースの問題には常々悩まされているのですが、BIAS Amp Professionalで鳴らしたオレンジ色のTH50の生々しさには、「デスクトップでこんな音が鳴るのか」と驚きました。 そもそもBIAS Amp Professionalは、アンプの中身まで細かくセッティングできるアンプ・デザイナー・プラグイン。プリアンプやらトランスやらトーン・コントロール回路やらと、内部構造を細かくデザインできる機能が元々備わっている本製品だからこそ、実機のトーンを忠実にキャプチャーする「アンプ・マッチング」なんて事までできてしまうわけなのです。「パクりたい実機が身近にないよ」なんて場合もご心配なく。自分でキャプチャーをしなくても、ネット上で様々なギタリスト、ベーシストのセッティングをダウンロードできちゃうという恐るべき方法まで用意されています。それとは逆に、自分のお気に入りのセッティングをネット上で世界中のユーザーとシェアすることも可能。お互いのトーンで世界とつながり合えることに、ちょっとワクワクしちゃいませんか。
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Waves
Q-Clone

外部のスタジオや友人宅で、魅力的なハードウェアEQを発見。セッションにもいい感じに馴染んでくれるカーブだったのだけれど、自宅には持って帰れない。そんな時には、そのEQカーブを思い切って「パクって」しまうのはどうでしょう。Q-CloneはハードウェアEQの「クローン」を生成してしまうプラグイン。付属のQ-Captureを用いてハードEQが「かかった状態」をキャプチャーできるのです。複数人で楽曲制作を行う際に、それぞれが持つ機材の違いがネックになったりすることもあるかと思いますが、各人が持つハードウェアEQのカーブ特性を、掛け録りすることなく残しておけるのは嬉しいですよね。他にも、すでに所有しているハードウェアEQをベースやボーカル、ドラムのバスなど様々なトラックに活かしたい時に、物理的な制約を超えてそれぞれにインサートできちゃうといった使い方も。プラグインの利便性を用いてハードウェアEQの良さをさらに活かせる可能性を秘めたQ-Clone。私ミヤホン、ハードウェアEQは持っておりませんが、「実戦」投入のほか、様々なハードウェアEQのカーブをキャプチャーして自宅で聴き比べなんてしてみたいなと夢がふくらみます。
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