MIオンラインストア店長ミヤホンが、独断で定めたシャンルから、オススメ製品を選びに選び抜いてご紹介。毎週水曜日に更新!

例えば、製品名に「ボーカル」と書かれているからといって、ボーカル以外に使ってはいけないということにはならないですよね。ボーカル向けに開発されたプラグインがドラムやベースに見事にハマること、あると思います。ノイズリダクションの為に開発された製品が、ノイズリダクション「だけじゃない」別の用途で役立つ場合もあります。今回は様々な目的に特化した製品を、あえて別の角度から取り上げ、さらなる可能性を探っていきたいと思います。






Waves
Butch Vig Vocals

私ミヤホン自身、大きな勘違いをしておりました。Butch Vig Vocalというプラグイン名から「ボーカル専用プラグインか。」と思い込んでいた時期があったのです。しかしこのButch Vig Vocal、ボーカル「だけ」に使うのはもったいないプラグインの一つなんです。
例えば、Tube(真空管)とSolidState(FET)の文字が並ぶパラメータは、文字通り真空管とFETの二つの歪み方をブレンド出来るサチュレーターとして、様々な素材に使えます。「Focus」「AIR」など、1パラメーターで様々な要素を「いい感じ」に調整してくれるシグネイチャーシリーズらしい機能も相まって、非常にスムーズに欲しい歪みを得られます。実際、プリセット一覧にはピアノやギター、ドラムなど幅広い用途に向けたものも多く並んでいます。各パラメータは音が破綻しにくいように調整されているので、シンセなどVocal以外の素材にもトーンコントローラとして積極的に利用するのがオススメです。この「スチームパンク」感あふれるルックスも、なんともそそるものがあると思いませんか。
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Earthworks
SR20

アコースティック・ギターに特化したマイク。ピアノに特化したマイク。ドラムに特化したマイク。そして、ボーカルに特化したマイク。 用途が絞られたマイクは、それだけで安心感を与えてくれるものですよね。しかし、素材ごとにマイクを揃えるのが難しい場合も。そんな時に、どんな素材にも「マルチに使えるマイクロフォン」があったとしたら、どうでしょうか。SR20は、脱着式のウインド・スクリーンを取り外した時のペンシル型の見た目から「楽器用マイク」と思われる場合も多いのですが、実際には様々な素材に対して高いパフォーマンスを発揮してくれます。もちろん、アコギなど近接効果でボトム感を狙うなら、ブーミーにはならずに温かみのあるサウンドを実現してくれるSR20はピッタリです。しかし、楽器だけじゃなくボーカルにも合うのです。SR20はEarthworksらしいスムーズな高域特性が魅力。20kHzまできっちりと拾ってくれるので、レンジの広いボーカルのレコーディングでも、それこそ男性、女性問わずその真価を発揮してくれます。以下の製品ページには、実際にSR20だけでドラム、アコースティックギター、ピアノ、ボーカルのレコーディングを行った電子書籍「レコーディングがうまく­なる、マイキングのTips」も用意しておりますので、ぜひご一読、ご試聴ください。
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McDSP
NF575

関東は50Hz。関西は60Hz。電源周波数の違いによって発生する周波数帯も変わるハムノイズ。完全な除去が難しい場合には、除去プラグインが役立ちます。 NF575は、ハムノイズ除去に特化したプラグイン。そのまま50Hzを除去するためのプリセットなどがあります。しかし、ノイズ除去「だけ」には留まらないのがこのNF575。他にもこのプラグインの使い道があるのです。例えば、NF575にはいくつかの「アーティスト・プリセット」が存在します。これは「とことん削る」ことで音にキャラクターを生み出すもの。NF575の特長であり、通常のEQではあまり見かけない最大カット・レンジ40dBという見事な削りっぷりを活かしたものになっています。Q幅も非常に細かいところまで追い込めるので、「削る専門」のEQとして非常に使い勝手の良いものになっています。「そこまで削って大丈夫?」と思われるかもしれませんが、McDSPは昔からクロスオーバー処理が肝の製品で高い評価を得てきたメーカーです。「削る」という手法でキャラクターを生み出すツールとして、効き目の大きいカット専門EQとしてもNF575はオススメです。
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