今回は「「あの人」がプロデュース系」。製品開発の裏に、実は様々なアーティストが関わっています。そんな製品と人との関わりから、3つの製品を選んでみました






A|A|S
Chromaphone Sound Banks: Epicycles

サウンドデザイナーとして、アーティストとして、数多くの本人名義の音源、映画・ゲーム、さらにはハードウェアのインターフェース・サウンドまで手がけるリチャード・ディヴァイン氏。A|A|Sとのコラボレーションは2013年までさかのぼり、Microsound Textures、Harmonic Geometryなどのサウンドバンクのほか、Ultra Analog Session VA-2プリセットまで手がけています。そんなコラボレーションの2016年最新作がこのEpicycles。本人がこれだけでとあるハードウェア・デバイスのサウンドデザインを行ったことがあるというほど惚れ込んでいる、A|A|S Chromaphone 2用のサウンドバンクです。サウンドはお聴きいただくのが一番ですが、現実にありそうで無い、Chromaphone 2ならではのサウンドが特徴的。よくあるシンセサウンドでもなく、サンプルでもない、エッジがありつつオーガニックで、なんとも心地の良いサウンドが111種類も収録されています。
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Waves
Element 2.0

ペット・ショップ・ボーイズ、デュラン・デュラン、エールやゴールドフラップなど数多くのアーティストを手がけるエンジニア・プロデューサーであり、ロンドンのレコーディング・スタジオ「Nevo Sound Studios」のオーナーでもあるヨアド・ニーヴォ氏。実は古くからWaves製品の開発にも携わり、Waves NLSには彼の使用するNeveコンソールがモデリングされています。さらにエンジニアとして教育にも非常に熱心な方で、Waves発の2冊のミックス・マスタリングに関する教則本の著者でもあります。そんなヨアド氏がサウンドとユーザーインターフェース・デザインの方向性に大きな役割を担ったのが、このWaves Element 2.0。サウンドやエフェクトはもちろん、パラメーターのレイアウトや操作性も素晴らしく、あるノブの動きがストレートにサウンドにも反映されます。ヨアド氏がいたからこそ、この使い心地の良さがあるんですね。クリック一発で各パラメータを割り当てられるので、ぜひMIDIコントローラーにラーンしてノブやフェーダーをグリグリしてみてください。太くザラついたサウンドはもちろん、その操作性にやみつきになりますよ。
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Teenage Engineering
PO-20 シリーズ

古い電子オルガンを見た目はそのままに改造し、8bit チップチューン・シンセへと生まれ変わらせてしまうなど、独創的な発想が素敵なスウェーデンのコンピューター・ミュージシャン、リーヌス・オーケソン氏。そんなオーケソン氏と、同じくスウェーデン発、「10代の頃に夢見た機械を制作する」というミッションを掲げるメーカーTeenage Engineeringとのコラボレーションにより生み出されたのが、PO-20シリーズです。独創的なチップチューン・サウンドはこの人のデザイン & サンプリングによるもの。ビンテージOA機器のサンプリングという発想の面白さから、マ◯オのゲーム内に出てくる効果音的なサウンド、こだわりの8bitシンセ・エンジンなど、ユニークなサウンドはオーケソン氏だからこそ成し得たもの。アーケード(PO-20)、オフィス(PO-24)、ロボット(PO-28)という3種のコンセプトも彼の提案によるものなんです。日本が生んだレトロ・ゲームの数々が海を渡り、オーケソン氏の独創的な発想によりポケットサイズのシンセサイザーとして、そのサウンドを継承していくと思うと、なんともロマンを感じずにはいられません。
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